タロット占いは、特別な準備がなくても始められます。必要なのは、タロットカードと、カードを広げられるテーブル、そして1つの質問だけです。
やり方は、質問を決める→シャッフル→カット→並べる→めくる→読む→メモするの7ステップ。この記事では、はじめての人が1人で占うまでの手順を、順番にまとめます。
ここに書いた手順やカードの読み方は、タロットで一般に使われている方法をもとにしています。占いは、未来を決めるものではなく、気持ちを整理するための道具として楽しんでください。

最初は大アルカナ22枚だけで始めていい
タロットは78枚ありますが、はじめは大アルカナ22枚だけで占うのがおすすめです。枚数が少ないので意味を覚えやすく、1枚ごとのメッセージもはっきりしています。
| 使うカード | 枚数 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 大アルカナだけ | 22枚 | はじめての人。大きな流れやテーマを知りたいとき |
| 78枚すべて | 78枚 | 慣れてきた人。日々の出来事や細かな気持ちまで読みたいとき |
カードの意味は、大アルカナ22枚の意味一覧と小アルカナ56枚の意味一覧にまとめています。
タロット占いの7ステップ
1. 質問を1つ決める
いちばん大事なステップです。「恋愛運は?」のような広い質問より、「今週、彼に連絡するといい?」のように、期間と中身をしぼると読みやすくなります。声に出すか、ノートに書いておきましょう。
2. シャッフルする
カードを裏向きのままテーブルに広げ、両手で円をえがくように混ぜます。質問を思い浮かべながらでかまいません。逆位置も読む場合は、この混ぜ方でカードの向きも自然に混ざります。
3. ひとつにまとめて、カットする
混ぜ終わったら、カードをひとつの山にそろえます。山をいくつかに分けて、順番を入れかえて重ね直すのが「カット」です。100年以上前のタロットの解説書でも、カードを裏向きのまま「シャッフルとカットを3回」くり返す手順が紹介されています。
4. スプレッドを決めて並べる
スプレッドは、カードの並べ方のこと。並べ方と、それぞれの位置の意味は、引く前に決めておきます。
| スプレッド | 枚数 | 向いている質問 |
|---|---|---|
| ワンオラクル | 1枚 | 短い質問、YES・NO、今日の運勢 |
| スリーカード | 3枚 | 過去・現在・未来など、流れを見たいとき |
| ケルト十字 | 10枚 | 1つの悩みを、いろいろな角度から見たいとき |
山の上から順番に取って、裏向きのまま並べます。
5. 左右にめくる
カードは左右にめくるのがコツ。上下にめくると、めくった瞬間に向きが入れかわってしまいます。自分から見て絵が逆さまなら逆位置です。
6. 読む
1枚ずつキーワードを確認し、質問に当てはめて一文にします。複数枚あるときは、つなげて1つの話にします。読み方のコツは次の見出しでまとめます。
7. メモする
引いたカードと向き、読んだことを一言メモしておきます。あとで読み返すと、自分の気持ちの変化が見えてきます。

読み方は「キーワード→絵の印象→質問に当てはめる」
カードの意味を丸暗記していなくても、次の3つの順番で読めば大丈夫です。
- キーワードを確認する:早見表で、カードの意味を2〜3語で押さえる
- 絵の印象を見る:明るい・静か・動いているなど、パッと見て感じたことを大事にする
- 質問に当てはめて一文にする:「このキーワードは、わたしの質問だと何にあたる?」
たとえば「今週、彼に連絡するといい?」で力のカードが出たら、キーワードは「勇気・忍耐」。「焦らず、落ち着いた気持ちで短く送るといい」と一文にできます。
レンのひとこと:うまく読もうとしなくていい。カードを見て最初に浮かんだ言葉が、いちばん自分の気持ちに近いことも多いから。
逆位置は、最初は読まなくてもいい
カードが逆さまに出る「逆位置」は、正位置の意味が「足りない」「行きすぎている」「内側にこもっている」状態として読むのが一般的です。
はじめのうちは、逆位置を読まず、正位置の意味だけで読むやり方でもかまいません。その場合は、シャッフルのときに向きを混ぜないか、出た向きを気にせず読みます。どちらにするかは、占う前に決めておきましょう。逆位置が多く出て気になるときは、逆位置ばかり出るときの読み方も参考にしてください。
はじめての人がつまずきやすい3つのこと
- 同じ質問で何度も引き直す:欲しい答えが出るまで引いてしまいがち。一度出たカードをヒントとして受けとめ、気になるときは日を改める
- カード1枚で結論を出す:特に「悪く見えるカード」は、今気をつけたいことのヒントとして読む
- 自分の願望で読む:「こうあってほしい」が強いと、カードをよいほうに読みたくなる。メモしておくと、あとで冷静に見返せる
タロットは、当てるための道具というより、自分の気持ちに気づくための道具です。気楽に、楽しみながら続けてください。

よくある質問
タロットは自分で自分を占ってもいい?
かまいません。自分の気持ちを整理する目的なら、自分で占うのはとても役に立ちます。ただ、自分のことは願望が読みに入りやすいので、メモを残して、あとで見返すのがおすすめです。
シャッフルは何回すればいい?
回数の決まりはありません。自分が「混ざった」と感じるまでで大丈夫です。毎回同じやり方にすると、気持ちが落ち着いて占いやすくなります。
タロットカードはどれを買えばいい?
はじめてなら、解説書が多く、絵から意味を思い出しやすいライダー版(ウェイト版)系のデッキが使いやすいです。この記事や早見表も、ライダー版の並びと解釈をもとにしています。
情報源
- L. W. De Laurence『The Illustrated Key to the Tarot: The Veil of Divination』(1918年。ライダー版の解説書として知られる A. E. Waite の解説をそのまま収めた版。Project Gutenberg 収録、第3部 Section 7「An Ancient Celtic Method of Divination」)https://www.gutenberg.org/ebooks/43548(2026年9月30日に閲覧)
※タロットのやり方・カードの読み方は、タロットで一般に使われている方法と解釈をもとに、当サイト編集部がまとめたものです。
